その3では、浴衣と帯の選びかたについてです。

浴衣も帯もご自分の気に入った柄を選びましょう。
そのさいに、セットで選んでおくことをおすすめ致します。

気に入ったものと申しましても、
体型や雰囲気によって何が似合うのかわからない!
ですよね。

わたしは呉服屋の店員さんではないので、見立てることはできませんが、着物を実際に着た経験でお話し致します。

小柄の人は大柄を選ばない!

身長が低い人は大きな柄を選ぶと、思ったよりも柄が映えません。
悲しいことに柄が途中で切れてしまい、何の柄だかわからないことも。

大きな柄といわれても、「どのぐらいが大きな柄かわからない」というかたもいらっしゃると思います。
このあたりは身長とも関係してくるので
大きめの柄が良いと思ったらまずは着てみて判断するのが大切です。

よく、背の高い人は大きな柄が似合うといいます。
これは単純に背の高い人だと大きな柄が映える、ということです。
小さな柄を着てはいけないということではありません。

生地感で選ぶ

浴衣は糊がきいて、ぱりっとしていると肌にはりつかずに身体と浴衣の間に隙間ができるので涼しさを感じます。
暑がりさんは生地が張り付きにくいものを選びましょう。

しかしながら肌が弱い人は、生地がパリッとしすぎた生地が痛いことがございます。
痛くない生地を選びましょう。

糊をきかせすぎても痛いので注意です。

子供の浴衣でつかわれるリップル生地のような凹凸のある生地も肌にべったりと張り付きにくいのでお勧めです。

着心地で選ぶ

最近の浴衣は様々な生地がございます。

昔ながらの木綿の生地のものもあれば、化繊のもの、混合のものとさまざまです。
触ってみてさわり心地がよろしいものを選びましょう。

また、厚地のものは、当たり前ですが着てみると暑いです。
案外安い金額で売っているペラペラの浴衣のほうが涼しかったりします。

化繊のもので、セオαといった涼しさを売りにした生地も出回っています。
私は浴衣としてこの素材を着たことがないのですが、長じゅばんで使っているかたの話では涼しいということでした。

また、浴衣というよりは夏着物では?という気も致しますが、素材としては麻も涼しいと言われます。
麻は個人的には固いのでチクチクしがちで、あまりお勧め致しませんが、本当に上質なそれなりのお値段のする麻は柔らかく着心地もよろしいので、そういう麻の反物にであうことがあればお値段とご相談なさって購入することをお勧め致します。
ただし、麻は本当に本当にしわになりやすいです。

あわせて選ぶ

帯は浴衣の柄や色、素材にあったものを選びましょう。
もし、浴衣をすでに購入済みで、帯を後から購入する場合は、浴衣を持参し、実際に浴衣の上においてみたり、着てみたりして選ぶほうが無難です。

色合わせや、コーディネートが上手なかたならよろしいですが
自身のないかたは実際に合わせたい浴衣を持って行かれる、
又は浴衣とセットで購入致しましょう。

浴衣の帯

浴衣の帯は大きく分けてしっかりした半幅帯、やわらかい素材の兵児帯の2種類ございます。
帯の素材も浴衣同様さまざまです。

化繊の素材のものはお値段が安いのですが、そのぶん帯結びをしたときにほどけやすいです。
そのかわり、キラキララメの入ったものなどもございます。

麻や木綿など天然素材のものは少しだけお値段が張ります。
帯の結びやすさは、帯の織り方や仕立て方にもよりますので一概には申しあげられません。
また、どのような帯結びにするかによっても違います。

たとえば浴衣の代表文庫結び。
時代劇で武家の奥様がしているあの結び方です。
打掛の下の結び方でもあります。

この結びをキリっとさせたいのであれば、ハリのある素材のほうがよろしいですし、
テロンとさせたいのであればやわらかい生地のほうがよろしいです。

兵児帯を選択する場合は、兵児帯用の帯板も一緒に購入しておきましょう。

最後に

普段から着物を着る方は別にして、
夏に浴衣を着るというのはちょっと特別ですよね。

自分がどんな着姿(きすがた)になりたいのか。
イメージのあるかたはそれにそったものを選んでください。

せっかくなのですから、ご自分が気に入ったものを選んでいただければと存じます。

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